
日本で「チャペルって何?」と質問すると、「教会でしょう?」という答えが返ってくるかと思います。
が、実は「教会」と「チャペル」は全く異なるもので、「チャペルを教会と呼ぶことは間違い」なのです。
その差についてご説明しましょう。
「教会」と言うのは、「キリスト教の布教や洗礼を行う場所」であり、宗教活動をする上での中心的な場所としてとらえられています。
そのため、教会はその宗教を信仰する人にとっては「心の拠り所」という認識が高く、神聖な場所として大切にされています。
また「教会」には、通常「牧師」が常駐しているのが常です。
牧師は教会に仕える者で、礼拝の中で教えを説くという役割を果たしています。
しかしチャペルは、「キリスト教の礼拝をするための建物」ではあるものの、そこで洗礼や宗教の布教は行われていません。
また牧師も、結婚式など催し物がある時に限り呼ばれる、という形になりますので、「教会」と呼ぶことはできないのです。
そして「キリスト教を信仰していない人間」が結婚式を挙げる場合、そこが教会であってもチャペルであっても、牧師が行うのは「結婚への祝福」のみとなります。
教会によっては、結婚式も信者しか挙げることができない場合もありますので、「教会で結婚式を挙げたい」と思っても、挙げることができないこともあります。
そして「教会とチャペル」の最も大きな差は、「教会」の場合は信者によって長く存続し、残っていきますが、「チャペル」の場合は運営をしている会社が無くなれば、一緒に無くなってしまう可能性があるということです。
この様に、「教会とチャペル」は、似ているようで全く異なるものなのですね。
しかし日本のチャペルも、外国の教会とは違う方法ではありますが、一般にかなり浸透し愛されています。
中には、人々の憩いの場として解放されているチャペルもあり、地域に根付いた活動を行っているところもあります。
形は違いますが、「チャペル」は私たちの暮らしに確実に馴染んできています。
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